24時間テレビ内のドラマ、遅くなりましたが書いておきますね。
自転車競技・ロードレースのトッププロとして活躍した宮澤崇史さんとお母さんの物語。
ドラマ見るまでは自転車のプロっていう職業があるのも知らなかったし、すごく努力が必要な大変な世界なんですね。

プロになっても資金がないと壁にぶちあたるとかで、
充分な収入が得られるわけでもないし、バイトしてましたもんね。

お母さんんお応援も重荷になってきて、
ハードな練習をして無理がたたって倒れて入院。

そしてお母さんに「イタリアに行きたい、変わりたいんだ」
(イタリアは強豪国でレベルがめちゃくちゃ高い)
お金を貸して下さいって頼んで、
シングルマザーだし、それはきついよなぁと思ったら、
お母さん大学行かせるためにお金貯めてたのね、
「挑戦してきなさい」って涙出ちゃうよね。

その後、日本の強豪実業団との契約を勝ち取って、
全日本選手権に向かって意気込んでる時に
お母さんが倒れて入院。
原発性硬化性胆管炎、何もしなければ余命1~2年って。
そういう病気があるというのも初めて知りました。
生体肝移植しかなくて、できるのは近親者のみだそうで、
だけどお姉さんは適合しなくて、
崇史が移植をするとなると、腹筋が切断され、選手生命が断たれると。
それでも崇史は「構わない。すぐに使って下さい」って。
お母さんは手術しないと言い、
「崇史の夢を奪ってまで生きるつもりはないの」って言っても
「母さんに生きていてほしい」と言う崇史。
「その気持ちだけでいい。自由に生きなさい。好きに生きていいの」って言うお母さん。
崇史がお母さんを大切に想う気持ちも、
お母さんが崇史を大切に想う気持ちも、
どちらの気持ちも痛いほどよく分かるし、どうしたらっていいんだろうって思いましたよね。
崇史は「自転車に乗り続ける理由は母さん、あなただよ。
1番になって母さんの最高の笑顔を見るのが俺の夢。
俺と一緒に夢見ようよ。必ず日本一になるから」
なんて親孝行な息子なんでしょうか

崇史の肝臓の3分の1を移植。
腹筋の切断で全身の運動能力が低下。
でも頑張って回復していったのに、移植手術から3年で戦力外になり、チームから解雇。
それでもすごく前向きで「きっと戻って来るから」って。
引き受けてくれるところがなかなか見つからず、フランスへ行くことに。
そこからプライドもキャリアも捨てて、壁を打ち破り、優勝して、再び元のチームに戻れた崇史は本当に凄いなぁ。
(そのあたりが短い時間の中でナレーションベースでトントンと進んでいったので、もうちょっと詳しくやる時間があれば良かったのだけど)

全日本自転車競技選手権大会、この大会もTVでも見た事ないし、知らなかったけど、4人チームでエースを決めて、他のメンバーはアシストに回るんだねー
4人連なって走るの、相葉ちゃん達、練習したんだろうなー
きっと難しいよね。
崇史が優勝して日本一に

移植から9年後、ヨーロッパのクラブチームで活躍して引退。
今は監督として指導にあたってるとか。

ラストで出会った子供に「好きでい続けるときっといいことが起こるよ」って言った言葉が良かったな

そんな一握りしか活躍できないプロなんて食べていけないでしょうって言う親もいると思うけど、子供の夢を応援して信じてあげるお母さんは素晴らしいなと思いました

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