公開日からだいぶたったので、ネタバレありの感想書いておきます。
2回目観て気づいたことも含めて。
結末を知ったうえで見ると、直太朗の切なさはつのるし、
2回目のほうがむしろ泣けました

鎌田や楊さんや柳沢(綾野剛)の微妙な表情にも気づくし。
直太朗ばかり見てた1回目と違って、
後ろでこんな表情してたんだなーって、
特に西畑大吾くんの上手さに改めて気づきました。

最初にすずらん園の園長が亡くなった時に
棺のそばに柳沢(綾野剛)がいて、ドアの音にハッとなる顔。
このシーン、後で再び出てくるんですよね。
この時、鎌田さん達が来て、そっからこの話が始まったという・・・

柳沢が充に直太朗の話を聞いて、
「人を信じないってとこが、おまえと同じだな」とか
「似てるよな、おまえと」って言ってたり、
勘のいい人ならこのへんで気づいてたかもなぁ。

まず最初に泣いたのは、直太朗の妻・千鶴が出産で亡くなるところ。
直太朗はせっせと料理を作ってて、こんな時に料理なんて!と怒鳴られたけど、作っていたのは妻にプロポーズした時に作った思い出のビーフカツで、いつでも作ってあげられたのに一度も作ったことがなかったと後悔の念で、鎌田と楊と3人で「おいしい」って食べてるところで涙

天皇が満州に来た時に料理を出す、ついにその時がやってきたっていう時に、三宅から毒を盛ってほしいと言われ、それをスパイとして楊の罪にすると聞いた直太朗が、わざと楊に「スパイだったんだろう!出て行け!」と追い出して逃がし(楊は何も知らない)レシピは試食の席で燃やし、処刑されるところがボロ泣き。
鎌田が何で楊さんを逃したのか、あなたは死ななくて良かったのにと言うと、直太朗は「これ以上、自分のせいで誰かを死なすのは嫌なんだ」って、もうこのへんから後半ずっと涙々でした

鎌田はスパイだったけど、本当に料理が好きだったんだろう、
1人で魚の3枚おろしを練習してる姿を直太朗が見てたってところも泣きました

1回目で何も気づいてなかった私は、火事の時に
子供と充の顔(目)が重なるところで、あぁーってぞくぞくしました。

レシピの最後のページに、大好物のカツサンドを食べてる充の写真が貼ってあったのも涙。
カツサンドが好きだったのはお母さんの血を受け継いでたんだ、
お母さんが子供の頃、よく食べてて大好きだったカツサンドを、充にも作ってあげてて、だから大好きだったんですよね、それは直太朗の味だったんだ、ってわかった時の感動
絶対味覚を持っているのも、祖父からの遺伝子だったんだなぁ。

ニノちゃんがカツサンド食べながら「うまい」っていう顔アップ、
あの表情を出せるのがニノちゃんの凄さだ
はじめのほうのクールでひねくれものの顔だった充が
最後に柔らかい顔に変わってるもんなあ。

話が前後しますがロシアの人から、直太朗は最初は(充と同じように)独りよがりだったけど、娘が生まれて、娘のためにご飯を作るようになって、人が変わったと聞いて、「料理は愛情で美味しくなるとか言うけど、そんなのは所詮、腕がなかったんだ。腕がありさえすれば、美味しいものは作れる」と言い放った冷たい表情の充がですよ、最後にとても優しそうないい顔になってたのが良かったです。
やっぱり愛のこもった料理は美味しいんだ、ってわかったのと、お母さんありがとう、と思ってるような、いろんな感情が読み取れる顔でした

エンドロールで直太朗が作った料理と、
充が現代風にアレンジした料理が交互に映るのが感動でした
こういう作りがさすが巨匠・滝田監督だなぁと思いました。

見終わって、自分の周りの人や家族を今まで以上に大切にしようって思えた映画でした。
なんか最近、料理がまんねりで手抜きになりかかってたけど、家族にちゃんとしたご飯作らないとって活を入れられましたね(苦笑)
それを子供達がお母さんの味だって思い出に残り、受け継がれ、愛情を感じられるものになるんですもんね。
そして人は知らないところで誰かに助けられてるんだなぁ、
自分の周りの人にも先祖にも感謝の気持ちを持って生きたいなと。
ニノちゃんが親が生きてる間に感謝を伝えておくべきだと言ってましたが、どうも照れがあって実行できてないので、それは本当に私の宿題とさせていただきたいと思います

(余談)セブンイレブンのカツサンド、そのままもいいけど
トースターで焼いたら、さらに美味しかったよー


よかったらランキング応援クリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 芸能ブログ 男性アイドルグループへ
にほんブログ村

嵐(ジャニーズ) ブログランキングへ