今日も出掛けててTVが全然見れてないままなので
何書こうかなぁと考えたところ、また過去のパンフレットを
ご紹介してみようかと思います。
今日は私が初めてニノちゃんを観た舞台『理由なき反抗』('05年)
演出はドラマ『ハンドク!!!』や映画『ピカ☆ンチ』などの堤幸彦さん。
パンフの中から堤さんとニノちゃんの対談部分をピックアップ。
(長いのでお時間のある時に
これまでも一緒にお仕事をされているお二人ですが
今回久々に会ってみていかがですか?
堤「ニノは変わらないですね、人として。いつも飄々としている、と言うか。もう大物の風格さえ感じます(笑)髪の毛の寝ぐせはいつもそのままで、「家じゃないんだから!」と思いつつ、「座長をたてないとな」とも思って。」
ニノ「僕、座長だったの!?・・・今日、寝ぐせはセットしてもらいましたけど」
堤「まあ、人としては変わらないけど、プロとしては変わってきたのかもしれない。相変わらず仕事場には早く来るしね。たまに早すぎ!と思うこともあるけど」
ニノ「なんか到着の時間を計算できない人みたい。まぁ、あんまり意識はしてなくって、なぜか始まる時間はいつも早く着いちゃうだけなんだけど・・・」
堤「ドラマの時とかも早かったよねー入りが。今だから言うけど、その頃は「この人スタジオに住んでんじゃない!?」って思ってたもん(笑)で、スゴイのが、例えば普通は早く着いたら台本読むとかするじゃない?ニノは大抵しないもんね」
ニノ「ただ早い(笑)」
堤「そうそう。それで「大丈夫かな?」と思って稽古すると、台詞が全部入ってたりして。正直「不思議な人だな」と思ってます。どこかで準備をしている、と思いたいですよね、僕みたいな凡人は(笑)まぁ準備とか努力とかをしているとしても、それを見せないんでしょうけど」
ニノ「おもしろい仕事の場合、演技のこととか考えていたいんです。考えたくて、台本を読むと、自然と台詞が入ったりしますよ」
堤「なんだ、結構フツーじゃん。「家でも台本絶対見ないですよ!」とか言ってほしいのに(笑)」
ニノ「じゃあどこで覚えるんですか(笑)僕の堤さんに対する印象は・・・真面目ですよね」
堤「真面目!?」
ニノ「ええ。多分僕と同世代の人達の堤さんに対する印象って"おもしろい"だと思うんです。まぁ"ふざけている"と言ってもいいんですけど(笑)でもそれだけじゃない。"真面目におもしろい"と言うか。仕事に対する真剣な姿勢とか、ほんと尊敬してます。あとは“早さ”。考えだったり、決断だったり、早いですよねー。スゴイと思う」
堤「僕もニノに対しては「ちゃんと仕事をする人だな」と思っていて。当たり前のことかも知れないけど、なかなかできませんよ、これは」

今回『理由なき反抗』を舞台化するにあたって、心がけたことなどあります?
(堤さんの部分は省略)
ニノ「僕はジェームス・ディーンをあえて意識しないでやってますよ。実はまだ映画も観ていなかったり(笑)」
堤「おいおい(笑)」
ニノ「きっと観るとすごい意識しちゃうよなーとかいろいろ考えていて、気づいたら今に至っていました(笑)そろそろ観ようかな、と思うんですけど、ちょっとまだ引きずられちゃうかもなーとか思っていて。まぁただの考え過ぎかもしれませんけど」
堤「すごい分かるなーまぁ稽古の様子とか見ていると、そろそろ観ても大丈夫だと思うけど」
ニノ「そうですか?じゃあそろそろ」
堤「僕は基本的に役者としてのニノを信頼していますんで。台詞と動きが入るまでは自由にやってもらってます。そこからだよね、本当の勝負は。それが開演3日前になるのか、開演後になるのかは分からないけれど。もしかしたら公演最終の大阪で「ニノさーあそここうしねー?」とか言ってるかも(笑)」
ニノ「遅っ!」
堤「完成しないのが舞台の魅力でしょ、毎日おもしろいですよ、舞台は。あっ最後、大阪だし関西弁でやろうか?「理由なき反抗なんて、あらへん」とか言って(笑)」
ニノ「(笑)僕もこういう堤さんとやるのに慣れてしまっていて。違う現場に行っていつものようにすると・・・」
堤「危険だねーそれは」
ニノ「普通に戻るのに時間がかかるというか。メンバーからも「ニノは堤さんの秘蔵っ子だ」なんて言われてますよ。」
堤「めっそうもございません(笑)まあ“困った時の二宮頼み”というのはありますけど(笑)」

堤さんから見た二宮さんの魅力とは?
堤「独特の“影”を持っている男なので、そこがとてもおもしろいですね」
ニノ「“影”ですか!?ちょっと自分ではわからないなー(笑)」
堤「現在日本の俳優の中で、最も信頼のできる俳優さんと言えます。さらにミュージシャンとしても活躍しているし、役者という切り口だけでは語れない“スター”ですよね。しかも周りに助けられているスターではなく、自分の足でしっかりと立って、歩んでいくタイプのスターです。こういった部分もジェームス・ディーンと共通しているのかな、と思い今回のキャスティングには満足しています」
ニノ「ふーん。まぁ関係ないかもしれないけど、「あれ?ちょっと人と違うかな?」と思うことは多々あって・・・」
堤「多々あるんだ(笑)」
ニノ「あります、あります(笑)プレイトー役の豊永君と比べても「あれ?」とか思うことがあって・・・自分が不安になりますよ(笑)役柄に関して言えば、ジムは頭がいいんだろうけど、頭悪いなーと感じる部分があって。それは多分“不器用さ”みたいなものなのかもしれませんが、そこが僕との共通点になるのかな、とは思ったりします」
(後略)

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ニノちゃんの仕事ぶりがわかる対談でしたね~
やっぱり、演出家や監督からすごく信頼されているのがわかるし
若い時から、ただ者じゃないなぁーという感じですよね
堤さん演出の舞台はかなり斬新で面白かったです。
映像を使ったり、廻り舞台があったり、プラネタリウムの場面では
お客さんも一緒に観客になったり、食べるシーンでは
毎回、食べるものが変わってて、こちら大阪ではたこ焼きでした

あとびっくりしたのは、カーテンコールでニノちゃんが
大声で「ありがとうございましたっ!」って言うんですよ。
それまで何度かいろんな舞台を観ましたけど、
カーテンコールでそんなことを言う人は初めて見たので
なんて礼儀正しいんだろうなぁって感激しました。

その後の「見知らぬ乗客」はチケット取れなくて観れなくて
後にも先にもニノちゃんの舞台を観たのはその時だけなので、
また舞台やってほしいなぁと思うけど、チケット激戦のことを考えると
つらいなあって思うんですよね


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