この前、観てきたんですが、最近嵐ゴトが多くて、
なかなか書けずにいて・・・今日こそ書いておこうと思います。
まずはネタバレなしで書きます。

斗真くんの演技が本当に凄かったです。
残酷なシーンはきついし、(もともと残酷な描写が苦手)
観てて重い映画なんだけど、観て良かったって思いました。
あの役は斗真くん以外に誰が出来ただろうかと考えたら
ちょっといません・・・それくらい難しい役です。
感情を一切持たない、まばたきもしない不気味な感じ、
痛みを感じないので格闘に容赦がない凄み、
斗真くんが半年前から格闘技や体作りをして、
撮影1か月前にはほとんど人と会わずに部屋にこもって
感情を押し殺した生活と、まばたきをしない訓練をしたっていう、
その役作りもまた凄いストイックですが、
それくらい徹底的にやる斗真くんの凄さを感じました。

また、テロ犯を演じた二階堂ふみちゃんも初めて観たんですが
彼女も凄い子だと思いました。
江口洋介さん演じる熱い刑事も良かったし、
松雪泰子さん演じる精神科医も過去の悲しみを背負ってて。
いろんなシーンですごく泣きました。
そう、泣いてしまうんです、この映画。
単なるバイオレンス映画ではありません。

以下はネタバレ要素ありなので、観てない方はできれば読まずに
先に映画を見て下さいませ。









途中で明らかになる鈴木一郎の生い立ちが、もう涙
見たものは全て記憶できる特殊能力を持ちながら
感情がなく、自分の意志を持たない子供でしたが、
訓練を受けているうちの、あるエピソードから
それって感情が生まれているってことじゃないのかと思わされます。

そして鷲谷(松雪)が彼のことを調べていくうちに流した涙に
一郎は何かを感じ取ったと思われて・・・

最後に鷲谷に電話して言った、衝撃なひと言。
その言葉と、初めて見せる彼の表情に、稲妻に打たれたようで
かつてディカプリオの『シャッターアイランド』観た以来の、
「え?何?どっちなんだ?」って疑問が頭じゅう駆け巡ったラスト。

もうすっごい頭から離れないので、映画の帰りに即、本屋に寄り
原作では一体どうなってるんだと思って、最後を読んでみたら
まるで違うじゃないですか
これ原作をベースにはしてるけど、映画のオリジナルストーリー
だったんですね。これは脚本家にやられたなと思いました。

で、今度は映画誌の斗真くんのインタビューを読みあさりましたが
斗真くんも答えはないと。
観た人がどう思うか、余韻を残したかったと。
斗真くん自身で思うことはあるが、それは言わないと。
くぅーっ、じれったい

鷲谷と出会って、一部の感情が芽生えたとも思えるし、
すでにあの訓練してた頃に感情は持っていたのを押しこめてて、
それを初めて鷲谷に出したとも思えるし、
実は感情をコントロールできてて演技してたのかとか、
いろんな考えが頭をぐるぐるする・・・

私としては人を想う感情が鷲谷によって生まれたと思いたいかな・・・

エンドロールに流れるキングクリムゾンの曲がまた、
掻き立てられるものがあり、日活っぽい粗さがあって、
久々に松田優作とかあの頃の日本映画っぽいなぁって思いました。

原作本も第46回江戸川乱歩賞を受賞した作品なので
優れた本だと思うし、読みたい気持ちはあるのですが、
あのグロいシーンとかは文字になるともっと凄いのだろうなと
思ったりすると躊躇するものが・・・
もし読んだ方いらっしゃいましたら、そのへんどうだったのか
教えて下さいませ。
原作本→脳男 (講談社文庫)

斗真くん12000字超ロングインタビュー+グラビア7P掲載の
おすすめ雑誌はこちら↓ (表紙&巻頭は二宮和也)
+act. (プラスアクト)―visual movie magazine 2013年 03月号 [雑誌]

<追伸>
上の雑誌によるラストの斗真くんのインタビューを書いておきます。
・ラストで一郎が真梨子にある言葉を言いますが、
あそこで観ている側はかなり混乱させられるんですが。
あそこはどういう加減であのようになったんですか?
「あれはね、何て言ったらいいかな。本当に単純に感情のない男、
最初から最後まで感情のない男というのは、
やっぱり監督としてもちょっと描きにくいというか、
そうじゃない、一郎が見たいというのがあって。
“あれ、今のって・・・何?もしかして?”ってお客さんが
持ち帰れるものにしたいし、こっちも感情があるのかないのかって
考えながら撮りたい、みたいなところがあって、
そういう演出になったりした。」

・なるほど、その効果が出てましたね。
「やっぱり、どっちなんだろうって思ったりするじゃないですか。
それがやっぱり映画的だと思うし、スタッフも一郎を追えるというか・・・
“どうなんだろう、こいつ”ってずーっと思いながら
撮影が進んでいく感じというのがやっぱりあったから。」

と、この話はまだまだ続きがあってですね、書ききれませんが、
斗真くんはやりながら、最初と認識が変わったと思うと言ってます。


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